【書評】なぜ「戦略」で差がつくのか。-戦略思考でマーケティングは強くなるー
なぜ「戦略」で差がつくのか。-戦略思考でマーケティングは強くなるーを読んだ感想
WEBマーケティングい携わるものとしてマーケティング戦略というものを学びたく手にとりました。
気になったワードを3つあげます。
戦略を定義つければ、「目的達成のために資源をどう活用するのかの指針」となる。
戦略とは何か?と聞かれたらここが答えになります。目的達成のためなので目的がなければ戦略は必要ありません。資源をどう活用するのかということは資源が有限であるという前提にあります。資源が無限にあれば戦略はほぼ必要ないかと思います。片っ端から施策を実行していけばいいのですからね。ですがほとんどの企業(もしくは個人事業主)でも資源は有限です。資源はモノや金、人、時間などに当たります。
企業あるいは個人の目的達成のために、限りある資源をいかに分散、集中して使っていくかということが戦略と解釈できます。
やらなきゃいけないことはたくさんあるけど資源は有限なのでそこの優先順位も考えてる手法が戦略てことです。
戦略の内部資源を考える章ででてきたワードです。
この書と直接関係ありませんが、自分が仕事において属人化した知識を集団へ共有していこうと考えていたので印象に残りました。
マーケティング戦略というより組織マネジメントに近いかもしれません。
仕組みを理解することで、固有の状況に依存した特定の知識は、汎用性をもって一般化され、再利用可能な形に形式知化できる。こういった知識は体系化もしやすく、再利用しやすい。
別の記事でも触れたいと思いますが、ここが「抽象化能力」と関わってきます。
モノが売れた仕組みを理解することで特定環境でなく、売るモノや環境が変わっても磨マーケティングの戦略が再利用できます。
「抽象化能力」に関しては別の記事で改めて書きたいと思います。
マーケティング担当者、マーケティング担当者などには是非読んでほしい本でした。
自身でも再度読むべき本のリスト入りです。
では、ここらで。